4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

Y's SONG in YOKOHAMA その2

今回のコンサートのセトリは、

イェソンペンには「神!」だと思うので、

記憶と記念に書き留めておく。

<一幕>

Paper Umbrella

君じゃなきゃだめなんだ

Spring In Me

愛してるって言えない

So Close You So Far

雨のち晴れの空の色

At The Time

All About You

Gray Paper

Here I Am (ドアをあけて)

Blind (僕のせいだよ)

<二幕>

Between

冬眠

Confession

青い珊瑚礁勝手にしやがれ~二億四千万の瞳

Splash

Your Echo

Fly

Let Me Kiss

一幕はバラードで、

二幕は大好きだという明るいポップ系の曲で。

そういえば一幕はちょっと大御所大スターっぽい、

ヒカリもの系の白いジャケットで、

二幕は襟元がザビエル風のフリルで、左胸にいっぱバッチをつけていた。

20170701.jpg

普通に30過ぎの男なら、

首元にフリフリはどうなの?と思うけれど、なんか似合っていた。

今回は衣装も自分でやったそうだが、

自分で自分に似合っているものがわかっているって、なかなかすごいことだと思う。

着たいものを着るのと、似合っているものを切るのとは、おしゃれの意味が違う。

このところずっとSJ関係の演出をやっているMASAOさんが、

インスタライブで「イェソンのはやらない」って言ってたときから、

何をやるんだろう、自分でいろいろ考えているのかなあと思っていたんだけど、

今までのスパショはじめ、ウネとかキュヒョンのライブからすると、

いろいろ型破りだった。

SJにはというか、SJだからこそ、ダンスを抜きにしては語れないというところがあったと思うけれど、

今回は、そのダンスを抜きにして、VCRもなしにして、

本当に最初から最後まで歌と音楽を聞かせたコンサートだった。

いつものバンドメンバーの後ろに、

ストリングス(弦楽合奏団)を入れて、

音に奥行と広がりを出していたところ。

バラードには弦の音色は合うよね~。

エレキギターの泣きとはまた違う哀愁があるし。

セトリも、昭和歌謡のところ以外は、すべて自分の曲で、

KRYの曲もなし。

6公演のチケットの売れ行きも心配だったと思うけれど、

この構成が受け入れられなかったら、

二度とこういうコンサートはできないという思いもあったんじゃないかと思う。

また、SJの曲もやってダンスもやって、というのに戻らないといけないかと。

実際のところ、会場はイェソンペンばかりだったとは言えないと思うし、

他メンバーのペンが、押しの話を聞きたくて来るというのもあると思う。

(そういう人たちは不思議と、自分は他メンのペンだけど、っていうのを隠しもしない。

ちょっとはとりつくろえよって思うけど、まあ、自分もたまにはそうだ。)

イェソンという人は、いろんなことをよ~くわかっている人だ。

というか知りたがりなんだろうな。

知っていて、いろんなこと、平日だから仕事のある人は大変だとか、

1階も3階も同じ料金なのに、3階は不公平だよねとか、

気を配ってくれるのは、心が広いというよりは、

ちょっとしたことが気になってしまって、一度知ってしまったことは、

なかったことにはできないんだろうな、と思う。

入口では、いつも配られるチラシのほかに、セットリストに入っている曲の歌詞を

日本語と韓国語と韓国語読みのカタカナで書いた歌詞カードが配られた。

歌詞の意味を知って聞いてほしい、ということだから、

これもおそらく、彼自身のアイデアなんだろうと思う。

自分がこだわって考え抜いて歌っている歌詞を、

良く知らないで聞いているなんて、信じられないのだろう。

170701_2.jpg

韓国はいまだに、愛とか恋とかっていう歌詞が多い。

日本では「みんな元気をだそうよ」とか「自分らしく生きよう」的な曲が多いので、

こういう歌詞を改めて読むと、なんだか懐かしいような、ちょっとこっぱずかしいような、

妙な気分になる。

そうだよね~、もっと意味が分かっていたら、もっとイェソン界に没入できるのかと思うと、

それはちょっと残念な気分だ(今に始まった話ではない)。

兄さんが自分で書いた詩だ、というならなおさら。

あ~、書きたい話に追いつかない。

「その3」へ続く。