1日に公益解除になったばかりのジョンミンの復帰コンサートに行ってきました。
まわりは誰も行くって言わないし、
でも日曜日の午後ヒマだし、場所は定期券でいかれるところだし、
何より最近（というか今年）ライブ不足で。
ファンミだといろいろおしゃべりも多いし、
握手会だとかハグ会だとかいろいろなファンサも多いので、ちょっと引いてしまうけれど
ライブならな～と思ったこともあり。
結果としては行ってよかった。
2時間で何曲歌ったんだろう？
20曲近いのでは？
曲の合間に短いおしゃべりを挟むけれど、
曲の紹介だったり、掛け声の入れ方だったり、
相変わらずのテンポの良い楽しいおしゃべりで楽しめた。
もともとジョンミンの甘い低音が好きで、
それだけでもと思って行きましたけど、
なにしろ（公益とはいえ）社会に戻ってきてまだ半月ちょっとだから。
外国でコンサートをやるっていうのだけでもすごい。
自分でも言っていたけれど、
兵役に行く前にかなり準備して、復帰したらなるべく早く戻ってこようと思っていたと。
誰もが、2年の不在の後にファンがいなくなるだろうと不安のまま入隊するのに、
戻ってくることを想定して準備できるってすごいじゃないですか。
大手の事務所がついていて、それなりのレールを引いてくれる人は別として、
2年先に一緒にやろうと言ってくれる人を確保することだって難しいのではないか。
しゃべりを聞いていたらわかるけれど、
頭のいい人だ。
そしてポジティブ。
人懐こいし、日本語でもちゃんとコミュニケーションをとれる。
自分がこうしたいと思ったら、何ができないといけないかをちゃんとわかっている人。
集金目的っぽいファンミも多くて、
公益中もいろいろ活動が目立って、何かといわれていたけれど、
こうやって「しれっと」戻ってくるのはなかなかできないこと。
やっぱり大仰にやるより、何事も「しれっと」やるのがいいのでは、と改めて思う。
濃い内容のファンミも、ハグ会もツーショット会も、
やったからこそ、こうやって戻ってきても来てくれるファンもいるのだから。
そういうと、いろいろ計算ずくと思われてしまいそうだが、
ジョンミンを見ていると計算をしているというよりは
彼のポジティブなパワーが、周囲を巻き込んでいるようにも見える。
そういう私も、彼の明るいパワーにひかれて見に行ってしまったんだろう。
彼自身は、気をもんだり、落ち込むこともあるかもしれないけれど、それを見せない。
そのことにはとても救われる。
同じグループだった人たちも、ソロ活動をしてみると
いろいろカラーが出てきて面白い。
「All Alone」でダンス曲でソロ活動に出たジョンミンだけど、
本当はきっちり歌い上げるバラードが好きなんだなあと思う。
今日はそういうセトリでした。
昨日と今日で3回公演で、私は2回目のだけに行ったけど、
「ナップニンガヨ」が聴けるとは思わなかったし、
「ヨヲントロ」を歌えって言われるとも思ってなかった。
入隊中に出した曲とか知らない曲もあったんだけど、
200人ちょっとの会場で、和やかな雰囲気で良く見えたし。
バックバンドはジョンミンが「OB（オヤジバンド）」と名付けた日本人のミュージシャンたち。
ジョンミンがヤマハに所属していたころから、バックバンドはいつも上手だったけど、
今回もベテランのミュージシャンということもあって、すごく音が聴きやすかった。
ジョンミンの声を邪魔することもなく、おそらくかなりカバーもしてくれてたんだろうと思う。
ジョンミンの公式サイトにはこう紹介されている。
＜OB（おやじバンド）＞
音楽業界屈指の実力派ミュージシャンによるスペシャルバンド
竹田元 （バンドマスター：キーボード）
本田清己 （ギター）
濱田尚哉 （ドラム）
池間史規 （ベース）
キュジョンのファンミの時に話をしたミンペンさんが、
「所属も決まっていなくて心配」
と言っていたけれど、その後もどういう風になったのかという話を聞かない。
でも、ROMEOをプロデュースするJeff Miyaharaさんとは4月ごろから会ってたというし、
日本に来てもすぐに由美さんとか古家さんとかとの仕事は入っている。
昨日の記者会見では、また渋谷タワレコとのコラボは続くようだ。
除隊してからでてきた話じゃないだろう。
入隊前にどれくらいの人脈を作っておいたのか。
その辺は想像してもよくわからないけれど、
私自身も長く仕事をしているのでこれだけは言えるけれど、
仕事のできるできないはおいといて、
また仕事をしてもいいかなと思える相手でないと、2年後の話なんてしないし、
「またやろうね」と言ったって、面白くない相手とはそれきりだ。
記者会見のMCは昔DSPにいたトモ君だった。
コストを下げるために知名度のない、ちょっとだけ韓流通のタレントではなくトモ君を選ぶところがすごい。
ダブルペンがちょっと喜ぶ人選だと思う。
ジョンミン、抑えるところはすごく的確に押さえているよね、という感じ。
相変わらず先輩、後輩の立ち位置が変わらず、
おどおどしたトモ君もトモ君だけど。
曲と曲の合間の話、いろいろ面白かった。
「千年経っても」を歌う前に、マンネとデュエットした曲と言って、
OSTにするはずだったのに、事務所といろいろあってできなかった、
でもいい曲なので買っておいたと裏話をする。
「千年たっても」 by Jung Min & Hyung Jun
初日には「Not Alone」を歌ったそうだ。
それ、聴きたかったなあ。
私の回では「Gleaming Star」が聴けた。
これ、先日リダもどこかの会場で歌っていた。
「Gleaming Star」 by Park Jung Min
5人は個性もそれぞれだけど、
時々選曲とか好きだっていう曲が被る。
それはまたたまんないところですかね。
あ、衣装、初日の花柄シャツの方が好きだ！
