4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

SMTOWN 初日ライビュ

2日間の東京公演、初日はライビュで、2日目は東京ドームで。

2日ともみごとにドームのチケットがはずれたので、

(そんなことあるのか! あるんですよ)

ドームはお友達に連れて行ってもらい、

ライビュのチケットはどうにか確保し。

先に大阪公演があったので、どういう感じかはだいたいわかっていたのだけど、

東京からウネが戻ってくるので、それがどこでどうなるのか、

先にライビュを見て少しは心を落ち着けられるかなと思っていました。

そうしたところが。

開演1時間前、そろそろ職場から会場の映画館に行こうかなと思った時に、

チケットを家に忘れてきたことが発覚。

チケット、ペンラ、双眼鏡はライブの三種の神器なのよ。

どうしてそれを前日確認しなかったのか。

でも、モノを忘れるときってそういうものですよね。

確認したら忘れてないはず。

ともかく一度家に戻り、それからダッシュで映画館に向かうことに。

計算上では1時間15分で映画館に着けるはずだったけど、

そう計算通りに行くはずもなく。

結局映画館に入ったのが、17時25分ころ。

真っ暗なシアターのなかにはいったら、「青い珊瑚礁」が聞こえてた~。

席まで案内してくれるっていうお兄さんに、「1曲ここで聞きます」といって

脇の方でイェソンの「二億四千万の瞳」までを聞いて、席に着きました。

ま、映画館に着いてからチケットがないことが分かるより、ちょっとだけマシだった。

せっかく楽しみにしていたライビュなので、それを引きずると残念だから、

家から割と近い映画館でよかった、雨がすごくなくてよかった、

電車が事故とか遅延しなくてよかった、と良いことを考えることにする。

先に入ってハラハラしてくれたお友達には、ごめんなさい。

今年のSMTOWNは、というか年々そうなってきているんだけど、

どうも品評会みたいな感じで、

前半、ソロ&ユニット、中盤からグループごとのステージ、

ラストに向けて1曲ずつっていうのがおおまかな構成。

長丁場だし、早い時間から始まるので、最初から人気グループが出たりはしないんだけど、

なんか紅白みたいで、構成のメリハリがない感じ。

遅刻しといてなんですけど、オープニングにEXOとかSHINeeとか出ちゃうとかね、

25分たってからのイェソン昭和メドレーでボルテーション上げるとか、

ちょっと違うかなという感じがします。

いや、あそこのイェソンでそれほど盛り上がるって、

スタッフはわかってたのかなと、ちょっと疑問に思うけど。

イェソンさんには、「これはウケる」っていう感触は、すでにソロコンであったと思いますけど。

2日目には舞台袖でドンヘがイェソンのステージを見てたっていうから、

何がそんなに盛り上がるのか見に来てたのかもしれない。

イェソンの捨て身の選曲がすごいのか、

(わかる、イェソンさんの歌は5万人の前で歌う歌じゃないから)

昭和歌謡の力が強いのか、

あれで一気に盛り上がる会場がすごいのか。

それにしても「二億四千万の瞳」は歌詞が全然だめだめでひどかった。

前回のSMTOWNとの一番の違いは、

NCTの子たちの出番が格段に増えてたこと。

ヒット曲も出ているし、127、U、Dreamの3つの形態での活動っていうのが大きいかも。

よその子の成長は早いっていうけど、

うちの子はいつまでも若いわって思っているうちに、おっきくなっててびっくり。

で、明らかに、それまでのSMの音楽とは違う流れで、

新しくて斬新で驚くわけです。

まだコンサートもやらないグループだから、やっぱり正面がいいというか、

かたまって踊るフォーメーションが多いので、生ライブ向きじゃないところもあって、

先に映画館で見たのが良かったかも。

「Cherry Bomb」 by NCT 127

あと、全体的に衣装が良かった。

SMのスタイリストさんは今年は「紺」にこだわっているようで、

SJの衣装も紺だったけれど、ソシのキラキラスカートの時も上衣は紺だった。

以前はかっこよさを強調するときは意識して「黒」を使っていたように思うけど、

今は「紺」なのかな。

それを基調にトリコロール系が印象深い。

それと、EXOがちょうどカムバックしているけど、

そのレゲエ調の影響なのか、花柄系も多くて、

スタイリストさんはどれだけの花柄シャツを在庫しているのか、と思う。

たまに別のグループなのに「お揃いだ!」って指摘されてるけど、

たぶんそのシーズンに出たのを全部くらい買って使いまわしている気がする。

SMT2017_1.jpg

あと、SJは今回みんなにジャケットを着せたのに、

どうしてドンヘだけシャツだったのか。

それはよかったんだけど、こういうはずし方が最近すごく良くてナゾだわ~と思う。

それは他のグループも、同じようで、同じじゃないのに、

グループとして均整がとれているというか、誰にどれを着せるとかうまいなというか。

ちょっと感心してます。

全部の写真が捜せないから記事で。

それとSMのスタイリストは、ぴらぴら、てれてれ、

ひもやリボンをなびかせるのが好きだ。

普通の人はこういうスタイリングはしないと思うけど、

みんなダンスの動きが大きいので、

それがすごくひるがえって写真映えするし、ダンスも大きく見える。

踊るのには邪魔そうな気もするけど、

そういうところも計算されてるのかも。

テミンのソロ用の衣装とかね。

新体操のリボンと同じで、綺麗にひるがえるのには力がいると思うけど。

女の子にはいつもあんまり関心がなくて、

トイレタイムにしちゃったりしてるんで、

2日見たからどっちかで1回見られたらいいかなって感じなんだけど、

レドベルちゃんたちが、1年ですごくあか抜けて、かわいくなっているのに驚いた。

体つきも、前はぽわんとした感じだったのに、

すごくすっきりしてて、一時期のf(x)みたいな感じ。

(でも雰囲気は全然違う)

SMの(たぶん)掟として、エロさを前面に出さないっていうのがあると思うけれど、

これだけほかのガールズグループがセクシーもしくは「女」を武器にしているなかで、

うまくスキをついて、曲とダンスの面白さでたくみにやっていると思う。

少女時代ともf(x)ともキャラが被らないし、

同じ会社の中で同じようなグループを作らないっていうのは、SMは上手だ。