4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

SMTOWN 2日目 東京ドーム

28日の東京ドームは定刻前に着席。

席は3塁側エキサイトシートのなんと最前列。

ファールグラウンドにせり出していて、

野球を見るときは確かにエキサイトするシートなのだが、

コンサートを見るときはどうなのだろう?

アリーナ席との間に広い通路があり(トロッコの通る通路)、

前に人がいない分遠くも良く見えるけれど、

何しろグラウンドと同じ高さだ。

席から見た様子をぜひ写真に、と思ったけれど、

アリーナへ入るところにお兄さんが張り付いていて、

なかなかスマホを向けられない。

SMT2017_2.jpg

席に降りていく階段の上から撮った写真。

ステージエンドの左にアリーナ席の看板があるけど、

その前くらいだったかな。

メインステージはかなり遠くて、センターステージは真横から。

ステージエンドに来てくれたら近いけれど、ここはあまり使われなかった。

ロッコが通れば目の前だけど、

SJはステージエンドからトロッコに乗ってスタンド側のエンドステージへ行ってしまったので~。

ただし、そこからリリーフカーに乗って猛スピードで戻ってくるメンバーは見られた。

ライビュでは、東京ドームでは見られない、正面の映像、

アップの映像まで良く見えるけれど、

東京ドームではライビュでは見られない光景がいっぱい見られる。

観客全員が持っている10色に変わるリストバンドによる光の演出。

個別ペンラを持っている人、すごく少なかったと思うのできれいだった。

SMT2017_3.jpg

EXOのチェンがセンターステージで「Years」を歌ったときにドームの天井に映ったシルエット。

幻想的。

あと、私の席からも、双眼鏡でこれ↓が見られた。

少女時代が踊る舞台袖で、一緒に踊るウネ

初日は時間が足りなくて最後の「HOPE」が歌えなかったのだが、

2日目はどうするだろう、何を詰めてくるのか削ってくるのかと思っていたけれど、

コメントの時間をちょっとずつ詰めて、最後は余裕の終わり方だった。

コメントを1分ずつ詰めれば、10組で10分詰められる。

グループの入れ替えとかスタンバイとか、いろんなことを効率的にやって、

結局「HOPE」が始まった時に20分くらい余裕があったんじゃないか。

ライビュを見て、今年のSMTOWNは品評会みたいと思ったけれど、

ドームで見ても、やっぱりこの広さというか

せっかく作ったY字のステージを活かしきれていないなあと思った。

セトリ的にはかなり満足なんだけれど、

みんな歌番組でやるようなきっちりしたスペースの中だけでパフォーマンスしてたし、

たぶん演出を変えたり、それを練習したりっていう時間がないのだろうと思う。

SJとかはソリソリにしても、いつも誰かが必ずいないし、

いろんな人数で踊ってきたし、

バージョンもいろいろあるし、

どんな場面でもそれなりに対応するけど。

ソリソリとミイナ、久しぶりにフルバージョンを見た。

ウネが帰ってきただけで、すごく華やかなステージ。

上のお兄さんたちも大阪で4人でやったような不安そうな感じはなかった。

Super Junior of SMTOWN 2017 in TOKYO

出演したグループの中では、SJのステージだけが自由で抑制されてない感じで、

逆から見ると、振付もいろいろ無視というか、

どこがセンターなのかがよくわからないし、

メンバー走り回るし、

まあそれがスパショっぽいと言えばそうなんだけど、

ほかのグループペンからみたら、どう見えるのだろうか。

っていうか、NCT君たちも、いつかそういうステージをやるようになるのかなあ。

東京ドームの花道はすごく長くて、

メインステージから歌いながら歩いてそこを移動する演出ってすごく好きだ。

「Replay」 by SHINee

音楽とかダンスの流行もどんどん変わるものだし、

どのグループも最盛期のころは、その時の一番をやってたのだと思う。

それがだんだん古くなったというよりは、

どの時代に自分たちのスタイルを作ったのかっていう違いだと思う。

フィギュアスケートとかで言うと、

高橋大輔選手や荒川静香さんがメダルを取った当時のジャンプやスピンの構成では、

今は到底メダルを取ることはできないけれど、

だからといって彼らの当時のスケートが全然だめっていうわけではない。

プロに転向して、難しいジャンプを飛ばなくなったり、スピードが落ちたかもしれないけど、

年を経て演技力が増したし、情感豊かにスケートをする。

ただ、今、競技会に出ようと思ったら、

最初から4回転が飛べないとスタートラインにも立てない、というだけだ。

歌番組で1位争いをしなくなったということは落ち目ということじゃなくて、

そういう争いからは一歩引いて、自分の得意な分野だけでどんどん伸びていこうということだと思う。

点がでるから、こういうダンスをするとか、こういう曲をやるとかいうことではない。

SHINee以下はまだその争いの中にいるけれど、

その上は、もうちょっと違う世界にいるという感じがする。

ユノも含めて、兵役を終わったメンバーたち、

今回はちょっと他と雰囲気が違ったように思う。

戻ってきたという安心と、またこれから始めるという気負いと、

やっぱりちょっと余裕を感じる。

「争い」をしている子たちは、一人ひとりが、

「僕を見て!」っていう攻撃的なオーラを発信しているが、

お兄さんたちは、ペン一人ひとりに「やあ!」って挨拶するような感じで。

すべてを送り出して、

あとは最後のマンネが戻ってくるだけになったエルプにも、

もう追い立てられるような切羽詰まった感じがない。

今、ステージに立っている6人は、もうどこへも行かないって、すごくない?

「Devil」 by Super Junior

SMTが終わってツイッターに他ペンから、

Super Juniorのおじさんたちがかっこいい、っていうのをいくつか見かけたんだけど、

相変わらず、バラエティ番組のせいか、

ちょっと変わったエルプのせいか、

SJのメンバーがもともとイケメンだということが浸透してないような気がする。

このお兄さんたち、一度は東方神起の選抜にかかったであろうお兄さんたちなんだけど、

いろんな理由で選に漏れた人たちだ。

歌とかダンスとか容貌とか、それぞれにちょっと難点があったんだろうけど、

その難点は今は個性になっているし、

女は30になって急に美人になる人って(直す以外に)いないけど、

男はいるからね~。

全員が30歳で迎えるスパショ、ヤバイと思います。

SMT2017_4.jpg