韓国の歌番組のカムバックでは、
アルバムの活動曲ともう1曲披露される。
私はどうも、その「もう1曲」の方が好きかなと思うことが多い。
カムバックで2曲を披露できるのは実績のあるアイドルだけだが。
あるいはリパケというワナに入る「後続曲」というやつ。
「MAMACITA」のもう1曲は「This Is Love」。
東方神起の7集「TENSE」のリパケの「Spellbound」とか。
EXOでも「Lucky One」の後続「Lotto」もそうだし。
メインのタイトル曲はやっぱり売上とかカウントを気にしなければならないのだと思うが、
キレッキレのダンスとか音楽にもけっこう力の入っている曲が多いが、
「もう1曲」や「後続」は、何らかの理由でタイトル曲にならなかったけどいい曲、
あるいはタイトル曲よりはちょっと力の抜けた感じ、
ちょっと違う方向性というか、そういうのが面白味がある。
EXOの今回のタイトル曲は「Ko Ko Bop」でその「もう1曲」は「The Eve(前夜)」。
これは「The Eve」の方がダンスが力強い。
というかキメのポーズが好き。
そういえばEXOってSMのほかのグループに比べて、
腰をくねらせる振付が多くない?
あのステッキダンスの印象が強すぎるせい?
「Playboy + Artificial Love」 by EXO
「Playboy」はジョンヒョンの曲だけど、彼が自分で歌うより、EXOの方がセクシー。
ユノが腰を揺らしてもそれほどセクシーだと思わないんだけど、
それは彼の清潔感がセクシーを上回ってありあまるせいだと思う。
SJとかSHINeeとかもあえてこの路線の曲は選ばないような気がするんだけど、
EXOのはすごくアピールが直接的だ。
デビューのときから、ちょっとこの淫靡な感じはあって、
それがウケたのだと思うけど、
ファンに妄想を許さないというか、妄想するなら目の前を見てろよっていうか。
「Artificial Love」は東京ドームの時も、メンバーのポジションがばらばらなので、
あちこちに目移りして困ったやつだ。
SHINeeのようにダンスで圧倒されることはないが、
息をのむようなムードはEXOの方が強い。
エロ、とは違うんだけど。
腰ダンスの話じゃなかった。
「The Eve」はSJ-MのHenryが作曲に参加しているそうで、
彼の歌のデモの映像も公開されている。
EXOは韓国語バージョンと中国語バージョンが出ると思うが、
Henryが歌っているのは英語。
これ自分の曲みたいでしょ。
EXOに歌わせる前に見せるデモ用なのかどうかわからないけれど、
出だしのところもHenryの歌い方とD.O.君の歌い方がおんなじ。
たぶんHenryのように歌ったんだと思う。
(歌えるD.O.君がすごいのだが)
たとえデモ用に録音しただけだとしても、
SMもこれを公開せずにはいられなかったってことだと思う。