開口一番、「今日は雨ですみません」と言ったキュジョン。
来日した昨日から今日にかけてだけ雨だもん、笑っちゃうよね。
私はちょうど雨がやみかかった時に家を出て、
有明に着いたときには晴れていたから良かったけど、
キュジョンは、久しぶりの日本なのに雨だ~と思ったのだろう。
「ジョンミンが日本にいるんで、だから僕のせいじゃなくてジョンミンのせい」とも。
キュジョンのファンミーティングに行こうと思ったのは、
なんかもうこのままメンバーに会えないまま2017年が終わるのもな~と思ったから。
今年は「ライブにあんまり行ってない」という感覚が大きくて、
(年末にまたおさらいしてみないと、数はわからないけど)
いつもならファンミはちょっとな~と思うのに、
どういうわけか今回は「行こうっと」と思ったりして。
有明の東京ビックサイトのそば、
TFTホール500っていうのは行くのは初めて。
どっちの駅が近いのか迷ったけど(りんかい線で行ったけど)、
どっちからでも似たような位置関係で、
徒歩5分っていうのは、場所がわかっているから5分なんであって、
あっちかな?こっちかな?と思いながら行ったら軽く10分はかかりそうなところだった。
東京のビルの悪いところで、ビル自体に大きな看板がないんですよね。
どれがTFTビルなのかは、ものすごく近くに行かないと案内図が見えないので。
SS501としてはこのホールを「All my love」の握手会の時に使ったことがあるんだそうで。
キュジョンがそう言ってた。
ちなみにTFTっていうのは「東京ファッションタウン」の頭文字だそうで、
そういえば、今日の会場だった500ホールのとなりの1000ホールでは、
アパレルのファミリーセール?かなんかをやっていた。
名前の通り500席ほどのホールで、
昼の部はほぼ満席だったようだ。
思ったより駅から時間がかかって、
ぎりぎりに着席したんだけど、最前列のチケットが重複してたとかでもめてて、
開演が10分ほど押したのでちょうどよかった。
最近発表した新曲から登場したキュジョン。
相変わらず細身でスタイルが良くて、ほおっとする。
キュジョンのペンがまた席を立つでもなくお行儀がよくて、
キュジョンのやさしい声と会場のグリーンのペンラがゆらゆら揺れる感じが、
なんか和む。
MCは「ナイスナナサン」という人。初めて見る人だ。
検索したら「NICE73」と出てきた。
なるほど~、韓国人と思ったけど、日本人でした。
キュジョンの日本語、どんどん上手になるけれど、
まだまだ足らないところを彼女がずいぶん埋めてくれてた。
ファンミなので、ゲームやクイズで進行。
キュジョンの日本語が上手になったなあと思う理由は、
自分だけがしゃべるよりも、相手との会話がスムーズになったこと、
漢字交じりの日本語も結構読んでるぞ、と思ったところ、
いろんなことに対するリアクションが良くなって、
思ったことをすぱっというようになったこと。
ということはつまり、たどたどしい日本語をしゃべっていたころよりも、
キュジョン、という人となりが言葉になって出てくるようになったなあと思えたからだろうと思う。
覚えたばかりのていねいな日本語でだけしゃべっていたころより、
あ、意外とこういう人なんだ、という気づきが多い、今回のファンミでした。
だから、最近、バラード系が多いけれど、
歌詞に気持ちが乗るようにもなったのかなあと思う。
このMVはこれでいいのか?と思うけど。
今年の来日はこれでおしまい。
来年はファンミじゃなくライブをやります、と言ってた。
今年は、入隊前最後だとか、メンバーが事件をおこして来ないだとか、
なんかどうなるんだろう?っていうライブが多かったような気がするけど、
最後になって、このキュジョンのほんわかしたファンミはなんか和んだ。
除隊後は、もう急がなくてもいいんだっていうことに、
あらためて、そうだよね、って思ったファンミでした。
夜の部にはジョンミンが来ていたと、ツイッターに上がっていた。
昼の部の最初に、「もう雨は上がりましたか? でもまたあとで降るかも」
と言ったのは、「ジョンミンが来るかも」っていう意味だったのか?
ファンミ終了後はお約束のハイタッチ会。
普通なら会場の外で、ついたてを立てたりしてやるんだけど、
キュジョンは会場の前方から現れて、1列目の人たちを率いてそのまま後方まで歩き、
会場の出口のところでハイタッチ会を始めた。
キュジョンペンのお行儀の良さは、
ステージ上へ上がってキュジョンのそばまで行っても、
誰も自分からキュジョンにハグを求めたりしないし、
すぐそこでハイタッチ会が始まっても、
ちょっと、「え?そこでやる?」というざわっとした空気が流れても、
誰も騒いだりそばに駈け寄ったりしないことでもよくわかる。
曲の最中に客席に降りて、
一人だけを見ながら歌おうと、その人の席に座っちゃおうと、
そのまま「アンコールって言って」と周囲に促そうと、
なんか安全が保たれているキュジョンとペンの、近くて遠い絶妙な距離感。
今、行かねばずっと後悔する!と思うほどの焦燥感とか、
なんだかわからないけど体が動いちゃった、的な刹那感とか、
我も忘れるほどの情熱っぽい空気とかはないんだけど、
だからこそ、和むとかほっとするっていう感じがしたのかも。
アイドルに会って和むってなんなの、と思うけど、
それもまた、アリ。