4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

週刊アイドル

「週刊アイドル」のSuper Junior編の前・後編を2年越しで見てました。

韓国のバラエティの中でもかなり好きな番組で、

韓国のアイドルといえば、毎週の歌番組で見られると思っていたけれど、

アイドルだけが出るバラエティというのは他にはないらしくて、

グループ1組だけを呼んでまるっと紹介してくれるありがたい番組らしい。

(企画によってはグループをまたいで登場することもあり)

番組自体は昨年5周年を迎えたらしく、

Super Juniorのうち4人が出たのはそのころのことらしい。

途中、MCのヒョンドンさんが体調不良でお休みしていた間、

ヒチョルが代わりにMCを務めたことで、私もこの番組を知った。

番組は、MCであるちょっとふっくらしたデフコンさんとヒョンドンさんの個性で成り立っている。

彼らのマイペースにどれだけ自分たちの色をはさめるかが勝負だ。

二人はマイペースでやっているようで、

アイドルたちの細かい動きや表情を見逃さず、容赦をしない。

ベテランアイドルに対しても、新人アイドルに対しても、

彼らの姿勢が変わらなくて、そこが面白いところだ。

どっちかというと、新人アイドルに対して、温かい目で見ているように思う。

SJはカムバと同時にこの番組に出演。

いくつかバラエティには出ると思っていたけれど、

この週刊アイドルはすごく期待していたうちの一つ。

(面白くないと、なかなか2週連続の出演はない)

MCたちによく知られているということもあるけれど、

相変わらず自由なお兄さんたちも、

バラエディではあまり見かけないイェソンやドンヘもたっぷりいじられて、

最初の挨拶が終わるまで、ゆうに30分はかかっていた。

最近のアイドルはこうやって挨拶するんだよと言われて、

花輪をかぶって、くまのぬいぐるみを持つだけでこんなにおかしいのはなぜだろう。

男以外の何物でもない生活の軍隊を終わった彼ら、

「かわいい」の表現は本当に恥ずかしいらしく、

そのはずかしがりかたが、素の30代の彼らを垣間見たようで。

週刊アイドルより

一通り終わると、こんな風に挨拶したアイドルは初めて、といわれて騙されたことを知る。

この後たぶん、Super Juniorもやったんだと言われて、

これをやらされるグループがいることだろう。

SJの回で印象的だったのは、

昔みんながけんかしたり怒ったりした話をしながら、

涙目になるメンバーがいたこと。

どの話にも大笑いして、それほど大昔のことでもないはずなのに、

その時の思いを振り返ると懐かしいみたい。

ドンヘが泣きそうになって、

「けんかした話しかしてないのに」とウニョクが不思議がっていたけれど、

「ぼくたちこうやってきたから続いているんだなとおもって」

というドンヘの言葉に、こっちもしんみりする。

神話というグループも良くけんかしたと聞く。

SS501というグループはあとになって「けんかしなかったこと」を後悔していた。

けんかするって、お互いの思いがぶつかることでもあるから、

そうやってちょっとずつ理解を深めていく、

相手の気持ちを想像するだけでなく、実際に知るってことが、

のちのち、いろんな場面でこういう人だからって考えが及んで、

相手を思いやるために必要なんだなと思う。

あ~、新年からいい話だわ。