4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

日本ソロデビュー

ジェジュンの日本ソロデビューの日、

横浜アリーナのコンサートに行ってきました。

しょっぱなから文句だけど、

17時30分開演。

これは勤め人にはつらい。

18時開演も平日はかなり厳しいけど、

6月の17時半はまだ明るいし、

初日の昨日もペンラとタオルは14時には売り切れたというので、

もうそんなのを買うのはあきらめて開演ギリギリに会場入り。

相変わらずトークが長いジェジュン

もちろん日本語だけで、台本もないというから、

コンサートの構成としては、なんかすごく間延びするんだけど、

これがジェジュンのコンサートというか(自分でも言っていた)。

東方神起としてデビューしてから15年、

今度日本では新人のつもりで活動すると言うが、

でも、新人がこんなになんでも許してくれてわかってくれるファンをたくさん持ってはいない。

安室ちゃんのようにトークなしのコンサートはできない、

自分が30曲も歌うようなコンサートをやるなら7時間くらいかかっちゃうと。

私は正直もうちょっと歌ってくれてもよいかなと思うが、

3日前におなかを壊して、今日も何も食べていないと聞くと、

何でもいいから休み休みやってくれ、とも思う。

実際はごはんを食べていないとは思えないほど迫力のある声だ。

テレビで新曲を歌うのを2,3回見たけれど、

久しぶりのテレビで緊張しているのか、

スタジオという狭い空間になれないのか、

あんまりいつものジェジュンらしくなかった。

私にとっては(ほかのファンもそうだと思うが)、

ジェジュンはテレビで見る人ではなく、生で見る人だからかもしれない。

いつものあふれだす色気というか、フェロモンがテレビでは全然足りてなかった。

2月から日本で生活しているせいか、弁舌は快調。

昨日はいつか日本で出したアルバムの曲だけでコンサートをやりたいと言ったそうだが、

ようやく、ようやくジェジュンが望む環境ができたのならそれでいいと思う。

中盤の東方神起メドレーは、圧巻だった。

ああ、ジェジュン東方神起の人だった。

メドレーのセトリ。

「どうして君を好きになってしまったのだろう」

「Begin」

「明日はくるから」

「Stand By U」

「Loving You」

メンバーが分かれてから、SMに残った東方神起のほうしか、

5人の曲を歌わなかったけれど、

ジュンスも入隊前のコンサートで歌っていたし、

JYJでも「BEGIN」を歌ったことがあるので、

ジェジュンだけはなんかかたくなだったのかなと思っていたけれど、

やっぱりある程度年数が過ぎて、決め事というか、縛りが解けたのかもしれない。

SS501も5年くらいたってから、急にみんな歌いだしたし。

2人の東方神起がSMと再契約したけど、

その前の契約(おそらく5人でした契約)に、そのような項目が含まれていたのかもしれない。

何にせよ、楽曲は素晴らしいので、

もう歌わない、歌えないということが無くなったのはよかった。

私は5人とか2人とか3人とかにこだわりはないんだけど、

あの日本での曲が埋もれるのは歌謡界の損失だと思ってたので。

そしてジェジュンはやっぱりメインボーカルだったなあ。

伸びのある高音も変わらない。

というかおそらく深みが出ている。

セトリにダンス曲はなかったけれど、

ロック、バラード、中島みゆきもあったし、

曲調も幅広い。

ジェジュンはこうでなきゃ、というのがない。

こうしなくちゃいけない、

これはしてはいけない、

こうあるべき、

やりたいこともできない、

そういうのを経て、

ジェジュンは、こうでなくちゃいけないということを超越したのかもしれない。

会場にはまだ緑色のペンラもちらほら。

過去にこだわってきたファンも多いと思うし、

日本ソロデビューはようやくということかもしれないが、

ジェジュンはこれからが面白いと思う。

「Sign」 by ジェジュン