4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

SMTOWN 2018 in Osaka

7月28と29日、

SMTOWNのライビュに行ってきた。

28日は東京に台風直撃。

けど、風雨が強まったところで映画館に入り、

4時間半のライビュが終わったころには、

台風は通過していました。

29日は順延された隅田川の花火大会だったけれど、

その人の流れに出会うこともなく。

2日間で10時間ほど映画館にいたなんて~。

京セラドームはスクリーンで見ていてもみんな汗だくで、

映画館でよかったかも~とちょっと負け惜しみ。

初日はセトリがわからなかったため、

けっこう緊張してみたので疲れた。

それでも台風が大阪に向かっていたので、

帰りの電車に配慮してか、かなり急いだ進行で、

いろいろ物足りなかった感じがする。

まずウネがなかったし。

エルプとしてはやっぱりハイライトはリョウクの帰還だろう。

除隊したばかりでまだ軍人らしさが抜けきらず、

でも真っ白なシャツを着せられて、お兄さんたちが取り囲む

ターンテーブルの中央から登場。

それまで、NCTだのなんだのさんざんかわいい子が出たのにもかかわらず、

30のおじさんに向かって、会場中から「かわいい」の声。

ウネもそうだったけれど、

除隊してすぐにスケジュールが入っているということ、

それがお肌の手入れとか、体の緊張感とかを保てた理由かもしれない。

除隊したらちょっと休んで、なんていうのはだめなのだ。

1日目のトークにはちょっと久しぶりのドームでびっくりした感じがあったけれど、

2日目はキリッと前を向いて、口もなめらかで。

とにかくかわいい。

いや、お兄さんたちの「世間ずれ」がひどかったのかも。

あとからツイッターを見ると、みんなSJのことを「チンピラ」と呼んでいる。

あんまり異論はないが、あれはチンピラじゃなくて「ラテン」なのに。

SJとしては4曲。

イトゥクの欠席もあって、「Black Suit」はやらなかった。

どこのファンだか知らないけれど、

お兄さんたちのトークが長いから、他のグループの曲が減らされていると

根拠のない不満を漏らしている人がいたが、

お兄さんたちはトークのためには曲を削るの。

そう思えば腹も立たない。

ほぼ自己紹介だけだった初日に比べて、

2日目は、いろいろやってくれた。

何よりスパショ7東京ドームの日程がようやく発表になった。

あまりに先のことすぎて、「とにかく行く」としか言えないけれど、

ウネの除隊から1年以上待つとは思わなかった。

新曲も2つ出て、さらにもう1曲出るようだ。

ましてリョウクが帰ってきて合流できるとは。

SMTOWN全体を振り返ってみると、

(総括する立場にはないが)

前はもっと「売り込みの場」だったように思うけれど、

今はそういう押し出しの強い感じじゃなくて、「つなぎとめる」感じがした。

私たちのことも忘れないでね~というか。

まあ、1年に1回しか見ない人もいるし。

f(x)の二人、ルナとエンバはそれぞれのソロもあったので、

ずいぶん持ち時間が長いような気がした。

それでも「4Walls」と「Hot Summer」を2人で踊れたのはすごい。

シャヲルが「しばらく見られない」と言うけれど、

f(x)が2人でできるなら、SHINeeも2人でも3人でもできるんじゃ?と思うけど。

(SJは去年4人だったな~)

今回SJを見てて思ったのは、

メインボーカルがいないのもつらいし、

メインダンサーがいないのもつらいし、

一番のイケメンがいないのもつらいんだなということ。

抜けた穴がわかるという、その存在感はすごいんだということ。

NCTとか、誰がいるのかがまずわからないし。

踊りが早すぎて、数えることもできない。

少女時代は3人しかいなくて、

グループの曲も歌わない。

かつてのSMTOWNがすごく華やかだった部分は、

東方神起の迫力でもなく、SJのステージ端から端までのパフォーマンスでもなく、

少女時代が持ってたんだなあと思う。

いや、本当にじっと見ちゃうほどきれいだったのに。

SMTOWNは押しのグループを見に行くと言うより、

ここでしか見ないグループを見ると言うのが目的になりつつある。

押しグループはどうしたって、SMTOWNで数曲見るより、

単コンに行ったほうがいいもの。

それも見つつ、1年ぶりにどうしたかなって言うのが面白いと思う。

お兄さんたちのトークが長いから曲が少ない、と言う人は、

SMTOWNじゃなく、単コンを見に行ってくださいませ。

それから、5時間近く、60曲もやるのに、

MCもなし、いきなり始まって、曲紹介もなしって言うのには、

私たちは慣れたけれど、

これは日本のテレビの紅白とか歌まつりみたいなのからしたら、

考えられない進行の仕方じゃないかと思う。

せめて、出る順番とか、それくらいでもわかればいいのに。

(だってトイレに行き損なう)

紅白だって出場順が事前に発表になる。

見たいところを見逃さないでくださいね、と言う配慮だと思う。

会場では、今出ているグループ名とかが電光掲示で流れるけれど、

ライビュではそれもあまり映らない。

はじめて見に来た人はびっくりするだろう。

そもそも「間」というのは日本人的な考え方なのであって、

韓国人にとっては、ただの「もったいないもの」なのかもしれない。

それに慣れてくると、

いちいちMCが質問をする日本の音楽番組が退屈になる。

観客が何を楽しみに見に来たかは関係なく、

見せたいものをどんどん出すのが韓国流。

「皆さん、楽しんでいますか~?」とどのアイドルも聞くけれど、

のんびり楽しめるのは2日目からで、実は初日はとにかく落ち着かない。

それとみんな前よりスケジュールが忙しいのか、

他のグループに混ざったり、コラボしたりとかいうのがなくなった。

私は大晦日にやるジャニーズカウントダウンが好きで、

何か好きかというと、みんなで往年のジャニーズヒットメドレーをやるところ。

まあ、SMの子たちは先輩グループのバックダンサーをやったりしないから、

あんまり歌えないかもしれないけど。

「Lo Siento」 by Super Junior feat. Irene (Red Velvet)

レスリーさんのところをSMTOWNではだれか後輩の子がやるんじゃないかと思っていたけれど、

やっぱりアイリンちゃん。

レスリーさんのラテンむんむんな感じとはちがって、

SMの女の子はみんな媚びたところがなく、キリッと踊るので、

お兄さんたちの踊りもなんとなく、あんまりねっとりしてない感じがする。

KARDの二人の方が、このチャンスを逃さないと言う強さを感じたかな。

さて、東京スパショでは誰が踊るのか。