4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

SS7.5

あんなに待っていたスパショが終わってしまいました。

また次のスパショを待つ日々がもう始まっています。

東京ドーム2日間の発表しかなくて、

やっぱり4年も間があくと、

どんなにソロ活やっても、ファンは減っていくんだろうなあというのが、

この2日間という日程に現れている。

大阪公演はあるのかないのか。

東京ドームでサプライズ発表があることが期待されたけれど、

結局、『スパショ8で会いましょう」という最後のイトゥクの挨拶でその期待も消えて。

そもそも、去年末のソウル公演から、東京ドームまで1年もかかったことが不思議だ。

いつもなら、ソウル公演、即日本みたいな感じだったのに、

延ばして延ばして、リョウクの帰りを待ってたかのように新しいアルバムを発表したりして、

すごく場をつないだ感じがある。

すべては来年、キュヒョンが戻ってきて、ほぼ完全体でスパショをやるためのつなぎなのかも。

ともあれ、4年ぶりのスパショ。

イェソンさんは、SS4以来、6年ぶりの東京ドームになる。

会場にいると、初めてスパショにきたという話をしているのも聞こえてくるし、

一度見たいと思っていたという他グループのペンも結構多かったようだ。

それくらいスパショという出し物は伝説化していた。

オープニングはSS4以来の「SUPERMAN」から。

この曲はスパショのためにあるような曲で、ものすごい登場感、期待感、高揚感がある。

今回のテーマは、Super Junior王子からELF姫への「パーティへの招待」。

それは黒い封筒でチケットが届いたときから始まっている。

初日は3塁側1階スタンド。

2階スタンドの天井席で見たSS4から、ちょっとずつちょっとずつ、前の席になってきている。

ちょうどセンターにあるステージを真横から見るような感じの席だった。

最初の曲「Black Suit」の衣装は、黒なのに、

ものすごく照明に反射する小さいスパンコールがいっぱいついていて、

本当にキラキラ輝いていて、SJが帰ってきたという実感で胸がいっぱいになる。

SS7_1201.jpg

この衣装、動きが加わると本当にきれい。

靴もシンドン以外は革靴だったので、それも軽快にステップを踏むと光ってかっこいい。

シンドンの靴底の白いのもかえって目立ってたけれど。

ドーム全体も、年々レーザー光線による照明効果がすごくなるので、

オープニングからスパショらしい華やかな舞台。

「Black Suit」の途中でヒチョルが登場し、

3曲目の「MAMACITA」でリョウクが登場すると、

場内のテンションも一気に上がってくる。

セトリは直前にあったバンコクアンコンとほぼ同様に進んでいく。

ラテンのアルバム曲が加わって、リョウクが帰ってきて、

その代わりに戦隊もののコーナーがなくなった。

SS7の東京ドームは、SS7.5と言ってもいいくらい、

ソウル公演からは変わってきている。

見た人の多くが感じたと思うが、

思っているよりSJはずっと大人だった。

相変わらず、コメントコーナーでは、メンバー同士のおちゃらけも見られるけれど、

前よりも日本では日本語を話そうという意識は高かったように思う。

そして他国では披露されない日本向けに作られた曲は、

愛だの恋だのというよりは、

ずっとファンへの思いとかメッセージ性が強い歌詞になっている。

そこはなんか切実な思いを感じる。

事前には、チケットが余っているらしい、このままファンが減ったら

もうドーム公演はできないかもしれないという声も聞かれた。

多忙なメンバーがアリーナツアーを回ることは難しいと思うし、

凝縮してドーム公演をやった方がいいと思うけれど、

他国の会場とは大きさも全然違うドーム公演を、

ワールドツアーの1つに位置づけることが難しいのかもしれない。

(装置とか演出とか変えないとだめだから)

アンコールまで28曲?

なんかもう本当にあっという間に駆け抜けた3時間だった。

前のように4時間、5時間じゃないことに不満の声も聞かれたが、

多分3時間の濃密な時間を作る方が、やる方も大変なのだと思う。

たとえて言うと、男子フィギュアのフリーが4分半から4分に縮まって、

選手はより大変になった、

やることは同じで、合間の時間を削って、息を抜くところが減ったというのと同じなのではないか。

下手するとけがするよ、というのは初日にヒョクが脇腹を痛めたところまで、

羽生君と似ていた。

そのことはみんな心配したけれど、痛み止めを打てば、

多分羽生君よりヒョクは踊れるなと思ったことも。

あの曲も見たかった、これもやってほしかったというのはいっぱいある。

そういう余韻を残したのも、

次のSS8につなげるために必要だったと思う。

2日目には、会場にキュヒョンも登場して、より期待感を高めた。

ラテンのアルバムの前に、

なぜ先に東京公演をやらなかったのだろう、

なぜ1年も待たせたという疑問は残るが、

南米を回るタイミングとか、なんかいろいろあるのだろうけど、

バンコクでアンコンやるくらいなら、

日本でもアンコンやるくらいの勢いで良かったのにと思う。

日本には全然来られないけれど、

ドームではやりたいんだよ!と聞こえなくもない。

近いし、ファンは多いし、グッズは売れるし、ラーメンもふんだんにあるし、ドル箱には違いない。

ま、でも、ほんと楽しかった。

いつも思うけれど、ドーム公演を見ても、

1個所をじっくり見られるわけではないので、

結局はDVDがきてから、またそれを何回もみて、

反芻することになるのだろう。

ドームの中に身を置いて実感することができるのは、

Super Juniorと会場のELFが作り出す、

あのなんとも言えない、ぽわんとした雰囲気。

一緒に言ったシャヲルのCちゃんが、

「エルプが面白い」と言っていたけれど、

他の(どの?)客席での、みんなが殺気だった雰囲気とも違うし、

メンバーのほうにも誰かが入隊前っていう切実さもなくなったので、

ツイッターで言っている人もいたけれど、「暖かい感じ」もすごくしてました。

私の席の近くでは若いドンへペンがペンドンへがスクリーンに映るたびに絶叫してて、

最近Kポペンも変わってきたといわれているけれど、

4年もたつとこういう変わった人も入ってきているなということもわかった。

「Banbina」に続く、新たなスパショのための曲。

CDを聞いたときはジャニーズっぽく感じたけれど、

やっぱりライブではSuper Juniorだった1曲。

「Wow Wow Wow」 by Super Junior