12月のカムバがインフルエンザ罹患のため1月に延期になったリョウク。
おかげで、この穏やかな晴天の年明けを
リョウクのやわらかい歌声で迎える。
「I'm not over you」 by Ryeowook
スパショ7で、「The Little Prince」を聴いたときにも思ったんだけど、
除隊して、あのきれいに澄んだ声に、
何か違うものが乗ったようだ。
2歳年をとったんだから、大人っぽさだと思うけれど、
そうでもない。
感情を表現しながらうまく歌おうとしていたことに加えて、
何かもう一つ。
他の除隊したアイドルたちにも言えるんだけれど、
なんていうか、素直さというか。
また歌うことがうれしいという素直な気持ちとか、
不安を取り払った素の姿というか。
入隊前は、とにかくそれまで頑張る気持ちというか、
なんかそれはそれで、刹那的なものがあったんだけど、
戻ってきて、またこの仕事をすることの覚悟というか。
「ファンへの感謝」ということを皆口々に言うけれど、
そういうこと以前に、なにかもうこの道で生きていくんだっていう潔さというか。
そうやって一人一人が自分の行くべき道を見つけられることって、
こっちにも伝わってくることだし、
うまくいく、いかないはあるにしても、
いつまでも誰かの言うなりにやっていくより、ずっといいと思う。