今回のスパショは、座席が当日の開演3時間前にわかるというシステム。
座席数からいって、おおかたスタンド席だとは思っていたけれど、
おおかたの予想がはずれて、2日(私の初日)はまさかのアリーナ席。
7cmの厚底靴を持っていったのは、徒労におわるどころか、
「持っててよかった!」という展開に。
買う予定のなかったウチワを、グッズ売り場にいるというお友達に頼んで買ってもらった。
ファンミの時に最前列だったのにウチワがなかったのがすごく残念だったし。
ペンラはギリギリに行って変えないことを危惧して、前日に買っていたのだ。
ヒチョルを欠いているとはいえ、全員が除隊した後のフルメンバーのスパショ。
いつもの東京ドームではなく、17000人のさいたまスーパーアリーナというのが、
かえって初めての体験だったけれど、
そんなに近くで見られるの?というのが、より期待を大きくする。
その上に出た席がアリーナだ。
舞い上がる条件はそろっていた。
SS8のためにリリースされたアルバムのテーマは「レトロ」。
新曲の合間に、デビュー以来の懐かしい曲を織り込みながらセトリは進んでいく。
「Opera」を聞くのはSS4以来だし、「セプシン」はさらに大人の雰囲気でかっこよく踊った。
新曲と旧曲を交互に聞くと、どっちが新しい曲なのかわからなくなるが、
メンバーそろってのカムバックだから、古いファンへのあいさつ代わりというか、
新しいファンへも、すべてを見せるかのようで、楽しく、うれしい。
アリーナに「SS8」と「無限大」の∞をかけた形にステージが作られ、
ソウル公演では、そこを走り回ったSuper Juniorだが、
日本公演では少しセトリが変更になったために、エンドステージを使う機会が少なかったことが残念だったけど。
ファンの中には、日本語じゃなくてソウル公演と同じにしてくれたらいいのにという声も聞かれたけれど、
外国に来て、その国の言葉で何曲も歌ってくれる努力には感謝したい。
SS7では、「Black Suit」とか「Lo siento」とか大人っぽい曲がおおかったせいか、
衣装も黒っぽい感じだったけれど、
SS8では、赤やピンクのスーツで、それはそれで、大人じゃないと着こなせない色だなあと思って見ていた。
ここでも何度も書いたけれど、SJのスタイリストは本当に色合わせが上手。
一人一人の衣装はちょっとずつ違っていて、ジャケットの襟の形とか、パンツの長さとか、小物使いがそれぞれに本当に似合っている。
セトリも聞き逃せないし、VCRもシンドン映像監督作なので、見逃せない。
2日連続で見て、2日目でもVCRが面白い。
ドンヘが最初に花道にやってきたとき、
顔の高さまでドンヘのウチワをあげていたら、ちらとこっちを見てくれた。
両側にいた友達も、「ドンヘ、見た!」と言ってくれて、
私の思い込みではなかったとわかった。
これがSS8の、私的ハイライト。
自分のファンのことは探すっていうけど、本当だった。
なんかみんなかっこよくて、楽しかったな~。
こういうライブは久しぶりだ。
「I Think I」より「Super Crap」がいいな~と思ってたけれど、
「I Think I」、いい!
イェソン、リョウク、キュヒョンという音色の違うボーカルが3枚いるということが、
SJの声に厚みを増すとはわかっていたけれど、
魅力を増したのは声だけなじゃかった。
みんなよく踊るし(一人ずつのソロダンスパートもあって)、
8色の魅力を発散してた。
それでもやっぱり、ヒチョルはスパショにいるべきだと思うけど。