リダのファンミを年末にやると発表になったときに、
いつもならファンミはスルーしているのだけれど、
2日目にゲストが来る、思い出の曲を歌うという告知があって、
これはメンバーの誰かに違いないと思って、
期限が切れていたHENECIAに入りなおしてファンミに申し込んでみた。
ファンミだし、ドラマがらみってこともあるかと思ったんだけど、
思い出の曲っていうのが思い浮かばなかったし、
一緒に歌って、「ああ」と思うような歌手も他に浮かばなかったので。
意外だったけれど、リダのソロのファンミは初めてだそうだ。
ファンミなんてこれまでに何回もやってたと思うけれど、
そう言われればドラマファンミが多かったかもしれない。
本人も、「クリスマスの時期にファンの皆さんと過ごすっていうのは、僕の計画にはなかった」と言っていたので、
そもそもファンミをやるつもりはなかったのかも。
あれこれ質問されるような場を作りたくなかったかもしれないし、もともとそんなにトークが好きそうではないし。
それがどういう風の吹き回しか、ファンミをやる気になって、
昔は嫌いそうだったゲームも楽しそうにやって、
ゲストを呼んで一緒にダブル時代の曲を歌う。
この前のツアーに行って、リダの笑顔がすっかりもとに戻っていた感じがあって安心していたんだけど、
その気分をファンミというかたちで表現するようになったかなと思う。
メンバー全員の兵役が終わって、次はグループ活動の再会かと期待が高まる中で、
いろいろ難しい問題もあってなかなか話が進まなそうな感じもあったけれど、
やっぱり突破口を開いたというか、糸口を作ったのはリダだったなという気がする。
どうしてヨンセンを呼ぼうと思ったかは、わからないんだけど、
韓国のファンミってたいていゲストがいるし、同じように日本でもと思っただけかも。
女優さんとか呼ぶのはいろいろ問題がありそうだし、ファンが誰を喜ぶかっていうのをわかっていたかもしれないし。
「Snow Prince」を歌う前に、「今日は王子を呼びました」と言って会場が沸くと、「僕です」っていうオチを、楽しそうに2回やっていた。
もちろんリダは王子なんだけれど、SS501の王子といえばヨンセンのことだ。
リダが最初のワンフレーズを歌うと、中央からヨンセンが登場。
ファンの悲鳴で、二人の声が聞こえないほどだ。
サビのところでは、少しステップも入れて。
二人が日本で同じステージにたつのは、2010年以来じゃない?
(さいたまアリーナのあの28000円のあやしいイベント)
パシフィコ横浜に限って言えば、2009年9月の花男イベント以来だと思う。
その時は3階席から見てたなあ。(これ↓)
https://www.youtube.com/watch?v=Pq2cBALRKA4
(韓国では、ヨンセン?のファンミに5人がそろったことがある)
どうせなら5人そろってと言いたいところだが、
これが第一歩だとすれば、大きな一歩じゃないかと思う。
それぞれ別の所属事務所もあって出演交渉もあるし、
リダがこの規模で2日間のファンミをやるから、ヨンセンのギャラもスタッフの経費も出るのだと思うし。
ファンミに来ることを了承させた、とリダは言っていた。
ヨンセンが二つ返事だったのかどうかもわからないけれど、
パシフィコ横浜いっぱいのグリーンのペンライトを見たら、
昔を思い出しただろうし、こういう舞台が恋しいと思ったかもしれないし。
リダは、「僕たちのグループの活動を待っているファンがいると聞きました。そういう人たちに、何の約束もなく待たせるのは嫌なので」と言って、
このファンミの場にヨンセンを呼んだ説明をした。
二人で、「僕の頭が悪くて」、「Let me be the one」を歌い、最後に「Love Like This」を歌い、
これからは僕がヨンセンに曲を書くこともあるかもしれない、いずれにしろ、僕たちは音楽をやっていきます、というようなことを言っていた。
ヨンセンは普段から口数が少ないけれど、リダのファンミだということをわきまえてて、
必要以上のことを言わず、4曲終わるとさっと退場。そのあとも出てくることはなかった。
リダは、決まっていないことは口にしないタイプだ。
それが、僕がヨンセンに曲を書くこともあるかも、みたいなことを言ったので、ちょっと驚いた。口にしたからには、そういう話が進行しているのかもしれない。
グループの復活についてはかたくなだったけれど、待っているファンがいるのならば、ということで、ちょっと方向を変えてもいいかなと思ったのならば、
今回のことは、また新しいリダの一歩だと思う。
もう一つ驚いたのが、二人のフォトタイムを作ってくれて、
「こんなポーズもしますか?」といって二人でハートを作ったりしたこと。
それは兵役に行く前は、とっても恥ずかしそうだったよね。
最初は小さな指ハートから、だんだん大きくなって、最後は二人で大きなハートポーズまでやってみせた。
もう本当にびっくり。
僕たちふたり、アイドルみたいですか?と会場に聞くリダ。
後ろのジェミニバンドのメンバーも笑ってたけど、韓国の人たちにとっても、
この昔のアイドルグループは懐かしいものがあるかもしれない。
ヨンセンの登場で、ファンミ前半のリダの天然ぶりがあまり話題にならないのだが、
ゴルフゲームだとか、ケーキのデコレーションに挑戦だとか、
そういうのをあいかわらずの天然トークをしながらやるリダを見ているのはなんか不思議な感じだった。
MCのユミさんのツッコミが面白かったせいもあるけれど、
罰ゲームを進んでやるようなタイプじゃなかったから。
もうほんとに、この数年間を支えたファンには、すっかりリラックスしてるんだなというのがありありで、
リダが良く笑うから、見ているこっちも楽しいし、何をやっても大きな歓声が上がるから、リダもまた楽しいのかも?しれない。
これまでリダがらみでは、いい席が来たことがなかったが、
FCに入り直したビギナーズラックなのか、中央ブロックの5列目がきた。
おかげで、この2人がステージに上がるという10年ぶりの機会を間近で見ることができた。
もう、写真なんか撮ってる場合じゃなくて(近いのにブレブレだし)、
肉眼でたっぷり堪能してきました。
これがヨンセンの日本活動のよいきっかけになってくれればいいなと思うし、
グループ活動への追い風になることを祈って。