おとといから、CDがどんどん届く。
あれ?こんなに買ったっけ?
確かに1枚はポチったと思うけど、なぜ同じのが2枚?
身に覚えがないだけで、確かに購入した記録がしっかり残っている。
身に覚えのないd払いの引き落とし通知があって、
深夜にAmazonにチャットで問い合わせたら、
ものの数分で、やっぱり自分が買っていたことが判明。
明日にも何か届くらしい。
全部、Super Junior。
なんだって、同時期に韓国と日本でアルバムを出すのか。
同じものが2枚来た理由は、最初に買ったと、2か月後に買ったのには、
別々のミーグリの申し込み権利があったから。
ミーグリにはずれれば、ただ同じCDが2つ残るだけ。
それはおいといて。
韓国の新曲は、はじめてのHip Hop調。
Hip Hopどうなの?と思っていたけど、聞いたらしっかりSuper Juniorになってて。
SJの初期のころの粋がった感じにも近い。
最近のヒットメーカー、Zicoの作詞作曲。
衣装がものすごく高価そうだ。
このお披露目のステージ「The Stage」はシンドンの演出。
ShadowバージョンとBrightバージョンがあるけど、単に衣装の違いだと思うけど。
Hip Hop系の曲に乗っていても、KRYのところでちゃんときれいなメロディに戻るところがさすが。
どんな曲を歌っても、ちゃんとこの3人が、軌道を修正するというか、
決して乱暴には歌わないから、ああ、SJだなとわかるというか。
ソリソリ以後、SJのカラーというのは安定していたと思うけれど、
やっぱり何度も同じ手が使えるわけではなく。
K-POPの中での流行というのもあって、そっちへ寄りそうで寄らない、
SJはSJという姿勢を通しながら、マンネリにならないように微妙なところを狙い、
「Devil」は、SJらしいね~と思ったけれど、思ったほどヒットはせず。
その辺から、SJらしさを失わずに、でも新しいものへの模索は続いていたと思う。
ちょうど、音楽的にはSMを離れて、レーベルSJを立ち上げたあたりから、
SMらしさとはちょっと違うSJらしさを追い求めていった。
ドンヘの曲を採用したり、初めての振付師と組んだり、ラテン系に挑んだり。
いろんなことを吸収して、消化し、また新しいものに挑んでいる。
「SJらしい」ということは大事だと思うが、
彼らのほうが実はあまりそこに固執していないようだ。
グループ内に作曲をするメンバーもいるけれど、
曲選びは、あくまでSuper Juniorとしてというレベルを優先していて、
メンバーだからということにこだわっていない様子だし、そこはあっさりしている。
ある「色」に染まることを拒んでいるようにも見える。
だからファンはいつでも、「今度はお兄さんたち、何をやるんだろう?」とちょっとソワソワしながら待つことになるし、
ちょっとずつ公開されると、音楽もそうだけど、衣装とかメイクにも、
多少ぎゃっと驚くことになるし、
それもまあ、いつものことなので、楽しいというか、期待を裏切らないというか。
日本版のアルバムは、29日の発売初日、オリコンデイリーで1位になった。
(強敵がいなかったのが幸い)
こちらは、いつも以上に「セクシー」なダンス。
MVのメイキングを見たが、いつもはみんなで合わせるダンスだけど、
今回は、セクシーな動きがあるちょっと難しいダンスなんだとか。
こっちも何度か聞くうちに、耳から離れなくなる。
SJの曲って、サビのところはみんなで歌っていると思うけれど、
この高低とりどりの声の和音が、なんとも心地いいというか。
この曲でいうと、we can dance, we can dance, we can danceのところ。
これって、絶対SJってわかる。
同じ作曲家とか、たとえばグループ内に曲を作る子がいたりすると、
確かにグループの色は濃くなるけれど、その人の好不調にも左右されるし、
日本でいうと、サザンとかユーミンのレベルになれば、もうそれ以外でなくていいということにもなるかもしれないが、
いつまでも期待されるものを生み続けるのは大変だ。
それで飽きられてしまったり、次のものを生みだすことができなくなるのであれば、
SJのやり方、どんどんいろんなところと手を組んで、自分たちが変わっていくというのも一つだろう。
そのほうが、メンバーも飽きないし、もちろんファンも飽きない。
グループの成り立ちを考えてみれば、会社があるコンセプトをもって作ったグループじゃなく、その選に漏れた子たちのグループだから、
グループそのものが何かの方向性を持っていたわけじゃなく、
自分たちが芸能界で生きる道を探しながら、いろんな方向へ活路を見出していったグループだから、そういうことができるし、
最初からお互いの得意な領域が被らなかったから、ぶつかることもなかった。
そして大人になって、お互いを理解して、許容しあうことができるようになり、
とてもいい関係かなと思う。