4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

日韓同時発売

おとといから、CDがどんどん届く。

あれ?こんなに買ったっけ?

確かに1枚はポチったと思うけど、なぜ同じのが2枚?

 

身に覚えがないだけで、確かに購入した記録がしっかり残っている。

身に覚えのないd払いの引き落とし通知があって、

深夜にAmazonにチャットで問い合わせたら、

ものの数分で、やっぱり自分が買っていたことが判明。

明日にも何か届くらしい。

 

全部、Super Junior。

なんだって、同時期に韓国と日本でアルバムを出すのか。

 

同じものが2枚来た理由は、最初に買ったと、2か月後に買ったのには、

別々のミーグリの申し込み権利があったから。

ミーグリにはずれれば、ただ同じCDが2つ残るだけ。

 

それはおいといて。

 

韓国の新曲は、はじめてのHip Hop調。

Hip Hopどうなの?と思っていたけど、聞いたらしっかりSuper Juniorになってて。

SJの初期のころの粋がった感じにも近い。

最近のヒットメーカー、Zicoの作詞作曲。

 

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衣装がものすごく高価そうだ。

このお披露目のステージ「The Stage」はシンドンの演出。

ShadowバージョンとBrightバージョンがあるけど、単に衣装の違いだと思うけど。

Hip Hop系の曲に乗っていても、KRYのところでちゃんときれいなメロディに戻るところがさすが。

どんな曲を歌っても、ちゃんとこの3人が、軌道を修正するというか、

決して乱暴には歌わないから、ああ、SJだなとわかるというか。

 

ソリソリ以後、SJのカラーというのは安定していたと思うけれど、

やっぱり何度も同じ手が使えるわけではなく。

K-POPの中での流行というのもあって、そっちへ寄りそうで寄らない、

SJはSJという姿勢を通しながら、マンネリにならないように微妙なところを狙い、

「Devil」は、SJらしいね~と思ったけれど、思ったほどヒットはせず。

その辺から、SJらしさを失わずに、でも新しいものへの模索は続いていたと思う。

 

ちょうど、音楽的にはSMを離れて、レーベルSJを立ち上げたあたりから、

SMらしさとはちょっと違うSJらしさを追い求めていった。

 

ドンヘの曲を採用したり、初めての振付師と組んだり、ラテン系に挑んだり。

いろんなことを吸収して、消化し、また新しいものに挑んでいる。

 

「SJらしい」ということは大事だと思うが、

彼らのほうが実はあまりそこに固執していないようだ。

 

グループ内に作曲をするメンバーもいるけれど、

曲選びは、あくまでSuper Juniorとしてというレベルを優先していて、

メンバーだからということにこだわっていない様子だし、そこはあっさりしている。

ある「色」に染まることを拒んでいるようにも見える。

 

だからファンはいつでも、「今度はお兄さんたち、何をやるんだろう?」とちょっとソワソワしながら待つことになるし、

ちょっとずつ公開されると、音楽もそうだけど、衣装とかメイクにも、

多少ぎゃっと驚くことになるし、

それもまあ、いつものことなので、楽しいというか、期待を裏切らないというか。

 

日本版のアルバムは、29日の発売初日、オリコンデイリーで1位になった。

(強敵がいなかったのが幸い)

こちらは、いつも以上に「セクシー」なダンス。

MVのメイキングを見たが、いつもはみんなで合わせるダンスだけど、

今回は、セクシーな動きがあるちょっと難しいダンスなんだとか。

 

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こっちも何度か聞くうちに、耳から離れなくなる。

SJの曲って、サビのところはみんなで歌っていると思うけれど、

この高低とりどりの声の和音が、なんとも心地いいというか。

この曲でいうと、we can dance, we can dance, we can danceのところ。

これって、絶対SJってわかる。

 

同じ作曲家とか、たとえばグループ内に曲を作る子がいたりすると、

確かにグループの色は濃くなるけれど、その人の好不調にも左右されるし、

日本でいうと、サザンとかユーミンのレベルになれば、もうそれ以外でなくていいということにもなるかもしれないが、

いつまでも期待されるものを生み続けるのは大変だ。

それで飽きられてしまったり、次のものを生みだすことができなくなるのであれば、

SJのやり方、どんどんいろんなところと手を組んで、自分たちが変わっていくというのも一つだろう。

そのほうが、メンバーも飽きないし、もちろんファンも飽きない。

 

グループの成り立ちを考えてみれば、会社があるコンセプトをもって作ったグループじゃなく、その選に漏れた子たちのグループだから、

グループそのものが何かの方向性を持っていたわけじゃなく、

自分たちが芸能界で生きる道を探しながら、いろんな方向へ活路を見出していったグループだから、そういうことができるし、

最初からお互いの得意な領域が被らなかったから、ぶつかることもなかった。

 

そして大人になって、お互いを理解して、許容しあうことができるようになり、

とてもいい関係かなと思う。