Super Junior K.R.Y.の初のアルバムが8日に出ました。
SJとしてのデビューから15年、KRYのユニットはその初期から活動をしていたにもかかわらず、
アルバムが制作されることがなかった。
多くのファンが待ち望んでいたことでもある。
アイドルが歌うバラードというのは、韓国に受け皿がないのか、
アイドル歌手とバラード歌手というのがそもそも別の職業であるかのように、
はっきりと「業界」が別れている。
バラードのうまいアイドル歌手はこれまでにもけっこういたけれど、
余技としてはアリだけれど、本業にはならなかったと言うか。
バラードが本業のアイドルでは2AMと言うのがいたけれど、いつの間にか姿が見えなくなり、
記憶に新しいところではEXOのチェン君とかくらいかなあ。
アルバムの売上が見込めないというのが、あるかもしれない。
今回のKRYのアルバムも、ペンたちが、「売上が悪かったら、もう二度とアルバムを出せないかもしれないから、ストリーミングを頑張れ」というコメントを出していて、
ファンの力で何とかしようという気持ちが強い。
で、今回のアルバムを聴いてみて、3人の声がずいぶん大人になって、
バラードという分野にすごく似合うようになったと思うし、
自分たちに似合う曲もちゃんと見つけてきて、それを3人で歌うと言うアレンジも良いし、
本当に良い仕上がりだと思う。
これがダンスアイドルグループのチャートに乗らないからって、どうということもないんじゃないだろうか。
そうしていたら、世界各国のiTunesのチャートで1位になったというニュースが入ってきた。中でも日本でも1位というのが、出色だろう。
アルバム発売当日のVliveでは、これまでに3人で歌った曲が紹介された。SJ本体のアルバムのあちこちにちりばめられた曲、OSTの曲など、本当に今までアルバムが出なかったのが不思議なくらい、たくさんある。
ミニアルバムとはいえ、6曲を収録している。
うちにはまだアルバムは届かないが、ネットにあがった6曲を聴くと、どれをタイトル曲にしようか迷ったと言うのがよくわかる。
アルバム発売の翌日には、ASMRバージョンというのが上がった。
ASMRとは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略で「自立間隔絶頂反応」というのらしい。
はあ、なんか次々に新しいのが出てくる。
最近はやってるそうで、聴いていて心地いい音によってリラックスする効果があるとか。
音楽だけじゃなく、人工的に作った音もあるし、自然界の音もあるらしい。
これを3人がそれぞれあげていて、曲の歌詞を朗読する。
イェソンの声は、リョウクが「ずっと電話で聴いていたい声」という位、
これイヤホンで聴いたら、本当にぞくぞくする。
リラックスどころの騒ぎじゃない。
総立ちで声を上げるライブが当分できないのなら、
まずKRYのライブをやってほしいな~。